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循環器疾患
当院の循環器疾患の診療について
労作時の息切れ、動悸、むくみ、胸痛に関しては、循環器疾患、呼吸器疾患、腎臓疾患、内分泌疾患、貧血、血管疾患などが考えられます。
当院では、胸部X線、心電図、24時間心電図、心臓エコー検査、肺機能検査、採血などを用いて診断し治療を行っています。例えば、心房細動、慢性心不全、心臓弁膜症、虚血性心疾患に対しても診断治療ガイドラインに準拠して診療しています。
精密検査、治療、入院が必要な場合は速やかに高次病院に紹介しています。
高血圧
高血圧は、ほとんど自覚症状のない疾患であるため、重症化するまで放置される場合があります。高血圧を放置していると心臓、脳、腎臓に障害を起こす可能性が高まるため、無症状でも治療を受ける必要があります。
高血圧で頭痛、動悸、息切れ、肩こり、めまい、むくみなどの症状が現れた場合、重大な合併症が起こっている可能性があります。
糖尿病の人は、高血糖、肥満、インスリン抵抗性等の関与により、動脈硬化が進行し血圧が高くなりやすく、そのうちの40〜60%が高血圧を合併します。
また、高血圧が糖尿病腎症の発症・進行を早めます。腎臓には細い血管(毛細血管)が多数ありますが、動脈硬化が起こると血液の流れが悪くなり、血圧が上昇します。高血圧により腎臓の機能が低下してしまい、最悪の場合は腎不全になってしまいます。
高血圧治療中の方は、血圧コントロールを継続できているかどうかが大変重要となります。症状に合ったコントロールを行うためにも、習慣として家庭で血圧を測定してみてください。