泰生医院|高浜市青木町の内科、糖尿病内科、内分泌内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科

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呼吸器・アレルギー疾患

呼吸器疾患・アレルギー疾患について

呼吸器疾患のイメージ

長引く咳

2週間以上咳が続くときは注意が必要です。とても多くの病気が「長引く咳」の原因となります。
2週間以上咳がつづく場合は、胸部レントゲン検査をし、詳しい問診・診察が必要です。咳の原因をつきとめ、患者さまに合った治療法を選択していきます。

気管支喘息・咳喘息

気管支喘息・咳喘息は、空気の通り道である気管支がわずかな刺激で急激に収縮し、呼吸困難の発作を繰り返す病気です。
典型的な気管支喘息は、呼吸をするときに「ゼーゼー、ヒューヒュー」と聞こえる苦しそうな症状(喘鳴:ぜんめい)を繰り返します。咳喘息の場合は、咳を主たる症状とします。気管支喘息のように明らかな「ゼーゼー、ヒューヒュー」を伴わないため、なかなか指摘されにくいようです。
このため長い間、咳の原因がわからないでいたという場合もしばしばです。どちらの病気も、継続的な治療を行うことが大切です。
放置しておくと、慢性的に悪化を繰り返します。軽症で済むはずの咳喘息の場合でも、放置しておくと、気管支喘息に悪化することがあります。
当院では吸入薬を治療の中心に据え、新しい治療薬も取り入れて対応しています。

慢性閉塞性肺疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、慢性気管支炎、肺気腫と呼ばれていました。
喫煙・受動喫煙(副流煙)などにより、肺の働きが低下する病気です。長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、COPDは「肺の生活習慣病」といわれています。
ありふれた症状が、ゆっくりと進行しますので、見逃されがちです。しかし症状が進むと、いつも通りの呼吸ができなくなり、息切れが起こります。
診断には24時間SPO2モニターやスパイロメーターという肺活量測定機を用いて行います。

花粉症/アレルギー性鼻炎

花粉症とは、花粉を抗原とするアレルギーの病気です。くしゃみ、鼻症状、目のかゆみなどの症状をきたします。
日本ではスギの花粉症が高頻度で、一般に2月上旬から4月下旬ごろにかけて発症することが多いとされています。さらに大気汚染物質が悪化に関与します。
最初のうちは気にならない症状も、時間の経過とともにはっきりしてくることも特徴です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)は気道の閉塞などの原因のために、睡眠中に何回か呼吸が止まってしまう病気です。症状としては、いびきや起床時の頭痛、日中の眠気や倦怠感などの症状があります。重症の場合には、日中の眠気により仕事への支障を生じ、居眠り運転などの事故を引き起こしてしまうこともあります。
しかし、これらの症状は「日頃の疲れのせい」と見過ごされることが多く、診断が遅れることがしばしばです。無治療のままにしていますと高血圧や脳卒中などの循環器疾患や、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。
逆に、かねてから高血圧の治療中の方の中には、睡眠時無呼吸症候群が原因であったということも経験します。

当院では簡易型睡眠時無呼吸検査による診断を行うことができます。
検査は、機器を体につけて自宅で休むだけのもので、費用は保険適用です。
結果によって精密検査が必要な場合は、近隣の専門医療機関にご紹介できます。治療のために、CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)を行っている方の診療を行うこともできます。

禁煙治療

「とにかくタバコが吸いたい」、「タバコを吸わないと落ち着かなかったり、イライラ・欲求不満・怒りなどを感じる」、「禁煙すると気分が落ち込んだり、集中力がなくなる」、「禁煙すると食欲が増す」、「寝つきが悪い」、こんな症状はニコチン依存症かもしれません。

当院では健康保険を適用して禁煙治療に取り組めます。
チャンピックス(一般名バレニクリン)というニコチンを含まない禁煙治療専用薬による禁煙外来を行います。
※禁煙開始より12週までは保険診療にてチャンピックスを処方することができます
※前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、保険診療はできません